徳洲新聞2026年(令和8年)8/3月曜日 NO.1554より
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医療法人徳洲会(医徳)は7月18日、宇治徳洲会リハビリテーション病院(京都府、128床)と同院に併設する介護老人保健施設(老健)第二宇治徳洲苑(定員100人)の竣工式・竣工祝賀会を挙行した。徳洲会グループをはじめ、地元の行政や議会、建設に携わった企業など関係者が列席し、両施設の完成を祝った。一般の方を含む内覧会も同日開催し、式典含め約1,000人が参加した。リハビリテーション専門病院は徳洲会グループ初。グループの総病院数は96になった。両施設とも8月1日にオープン。
新病院は宇治徳洲会病院の敷地内に開設。地上5階建てで、3階に老健第二宇治徳洲苑を併設している。
当日は、はじめに竣工式を行い、神事後に事業主として東上震一理事長が挨拶。関係者に謝意を示した後、「地域に貢献する徳洲会の拠点ができるのは本当にうれしい」と新たな施設の誕生に喜びを示した。そのうえで、徳洲会グループに言及し「私たちの心のもちようや患者さんに対する向き合い方、医療に対する姿勢などに対して誇りや自信をもっています」と語気を強め、「ならば皆で力を合わせ、ひとりでも多くの方に徳洲会の医療を届けたい」と、規模拡大そのものが目標ではないことを強調した。最後に徳田虎雄・名誉理事長に触れ、あらためて思いを継ぐ決意を表明。「患者さんにとって正しいことをしたいという思い。皆さんの力もお借りして、まだまだ皆で苦労して世の中のためになろうと思います」と締めくくった。その後、東上理事長が設計会社と施工会社に感謝状を贈り、閉式した。
続いて竣工記念祝賀会を開催。まず東上理事長が挨拶し、「徳洲会グループのなかで宇治徳洲会病院は成功している指折りの病院。この場所に新築移転する際、2万坪の敷地を使いきれるのか、皆が心配しましたが、いつの間にか手狭になっています。成長する病院はこうなんだと思いました」と胸の内を明かし、末吉敦院長のリーダーシップと職員の団結力をたたえた。
ここでも徳田・名誉理事長の意志を受け継ぐ意向を示し、「患者さんが喜ぶことを皆で力を合わせてやってみようというのが徳洲会」と、グループのさらなる成長に意欲を見せた。

新たな施設の完成を記念し神事後に列席者で記念撮影

「地域に貢献する徳洲会の拠点ができるのは本当にうれしい」と東上理事長

「ヨイショ! ヨイショ! ヨイショ!」の合図で鏡開き

リハビリテーション専門病院として意欲を見せる平田院長

「また利用したいと思ってもらえる施設にしたい」と丸山施設長

「地域包括ケアシステムの中核となれる病院」と末吉院長

西脇知事の祝辞を代わりに読み上げる古川副知事

松村市長は宇治病院の取り組みに謝意を示唆
続いて、宇治リハビリテーション病院の平田知大院長が挨拶。施設名に“リハビリテーション”と付く病院はグループ初ということもあり、「グループでリハビリテーションのひとつのモデルになることが当院の使命だと思っています」と意気込みを見せた。また、徳洲会の理念を挙げ、リハビリテーションの可能性や意義を強調。「命が助かった後、家に帰ってその人らしく生活するためにある」とし、宇治徳洲会病院と連携しながら“地域の架け橋”として努力を重ねる覚悟を示した。
老健第二宇治徳洲苑の丸山立憲施設長も、宇治徳洲会病院をはじめ関連施設との協力関係の重要性を強調。「ゆったりしたスペースで、いろいろな設備が整っている老健です。また利用したいと思ってもらえる施設にしたいです」と抱負を語った。
最後に宇治徳洲会病院の末吉院長が挨拶。同院の整備方針として、①急性期病院としての完成を目指す、②地域包括ケアシステムの完成、③若手医療人の教育拠点――の三本柱を掲げ、新病院を「②の中核となれる病院にできました」と評した。そのうえで新病院の特徴を紹介。ひとつは専門とする回復期リハビリテーション、もうひとつは在宅部分を挙げた。このうち在宅については、在宅サポートセンターを設置し、訪問診療、訪問看護、訪問介護、居宅介護支援事業所の運営を説明。
将来的に在宅療養支援病院の施設基準取得を視野に入れていることも明かした。最後に「宇治市内にはグループ病院が当院、新病院、六地蔵総合病院、都倉病院の4施設。いろいろな介護施設もあり、それぞれが役割を果たすことで急性期から在宅まで地域の方をサポートできると思っています」と締めくくった。
来賓代表挨拶では、はじめに古川博規・京都府副知事が西脇隆俊知事の祝辞を代読。両施設と宇治徳洲会病院との連携が、急性期から回復期、在宅まで切れ目のない支援や地域包括ケアシステムの推進につながることに期待を寄せた。
松村淳子・宇治市長は、宇治徳洲会病院の歴史に触れつつ、同院が急性期から在宅までシームレスに医療を提供し、安心して地域で過ごせる状況に謝意を表した。この後、東上理事長ら関係者が鏡開きを行い、園崎弘道代議士が乾杯の音頭を取った。宇治徳洲会病院の内田直里副院長が手締めを行い、閉会した。

宇治リハビリテーション病院

2階にある広いスペースのリハビリテーションセンター。機器も充実

浴槽やトイレのリハビリ機器。自宅の環境に合わせ高さなどが変えられる。(写真右)車の運転に関するリハビリ装置も

老健の感染対策。奥の扉と合わせ2段階で防止
内覧会には900人が参加
同日に一般の方や近隣の医療関係者向け内覧会も実施。参加者からは「リハビリのスペースが広くてきれい」、「老健も感染対策が施されていて安心できます」といった声が聞かれた。約900人が参加。
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徳洲新聞2026年(令和8年)8/3月曜日 NO.1554より
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