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徳洲新聞2019年(平成31年)5/6 月曜日 NO.1183より
詳細は「徳州新聞ニュースダイジェスト」をご覧ください。
離島・へき地 研修特集
徳洲会グループ スケールメリットで実現
総合的な診療能力の源
徳洲会グループは〝生命だけは平等だ〟の理念の下、原点のひとつとして離島・へき地医療に精力的に取り組んできた。グループのスケールメリットを生かし、主に都市部の病院から離島・へき地の病院に対し、短期・長期にわたり専門医や指導医クラスの医師を絶え間なく派遣する一方、研修医が離島・へき地で総合的な診療能力を習得するなど、都市部病院と離島・へき地病院は相補的な関係を構築している。今号では全面をとおし、徳洲会グループの離島・へき地での臨床研修をテーマに取り上げる。
徳洲会グループの研修
新医師臨床研修制度以前に
独自システムいち早く導入
新医師臨床研修制度が2004年度から始まり、医師は卒後2年以上の初期臨床研修が義務付けられている。「必修科目」(内科6カ月、救急部門3カ月、地域医療1カ月)と「選択必修科目」(外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科から2診療科)を通じ、医師としての基本的な力を養うのが目的だ。徳洲会グループでは同制度の創設以前から、充実した研修システムを構築。内科、救急(北米型ER:基本的に全患者さんに対応する救急初期診療)・外科、小児科、産婦人科、精神科、地域医療すべてを必須とするスーパーローテート方式を継続して実施している。離島・へき地での研修もシステム化。同地での研修期間を初期研修は2カ月、後期研修は3カ月と長く設定しているのも特徴だ。今まで同地での研修を修了した初期研修医は約1,800人に上る。
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