徳洲新聞2025年(令和7年)6/9月曜日 NO.1495より
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医徳の乘富智明・常務理事は「TQMパスプロジェクト 2024年度介入報告」について発表した。同プロジェクトは医療の質向上のため、徳洲会グループ標準クリニカルパス(診療計画)を作成し、グループ病院への導入支援などを行う取り組み。乘富院長がプロジェクトリーダーを務め、岸和田徳洲会病院(大阪府)の新田康晴・総合診療科部長を中心とするチームが現場での導入支援に取り組んでいる。

標準パス導入の介入状況について発表する乘富常務
クリニカルパスは、エビデンス(科学的根拠)に基づく標準化された診療計画で、徳洲会グループでは腹腔鏡下胆嚢摘出術のパスや昨年度追加した慢性期パスを含め、現在8種類の標準パスがある。
「この2年間で『看護部医療DXメンバー』が全国に組織化され、ブロック単位での活動が可能となり、大きく前進しました。看護部の協力を得ながら、24年度は新たに25施設に介入できました。全体では約6割に相当する48病院が標準パスを導入しています」(乘富常務)。
乘富常務はブロックごとの介入状況・標準パス適応率を紹介したうえで、引き続き導入支援を推進していく方針を掲げた。
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徳洲新聞2025年(令和7年)6/9月曜日 NO.1495より
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