徳洲新聞2025年(令和7年)3/10月曜日 NO.1482より
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岸和田病院 フィジカルアセスメントラリー 徳洲会内外22施設34人が参加
岸和田徳洲会病院(大阪府)は看護師を対象に、患者さんの全身状態の情報収集・評価・適切な対応を学ぶフィジカルアセスメントラリーを開催した。2回目となる今回は関西の徳洲会病院に加えグループ外からも参加者を募り、22施設34人が参加。架空の6症例から患者さんのわずかな異変に気付き、救命・治療につなげる術を学んだ。

フィジカルアセスメントラリーの様子
患者さんの身体状態や主訴から適切に情報を取り、これを評価、最適な対応を考えるフィジカルアセスメントは、医療者に欠かさざるスキルのひとつ。
「医療機器が増え、AI(人工知能)が飛躍的な進化を遂げている今だからこそ、数値に表れ難い異変をも感じ取る看護師の勘の重要性が増し、フィジカルアセスメントが再評価されています」と、同研修会の企画立案者である中村直晶・看護師長(クリティカルケア認定看護師)は指摘する。
第1回フィジカルアセスメントラリーの反響が大きかったことから、今回はグループ外からも参加者を募った。講師は第1回でも講師を担った関西圏の徳洲会病院と札幌東徳洲会病院、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、福岡徳洲会病院の看護師ら。
参加した若手看護師は4~5人ずつのグループに分け、1症例50分をかけて情報収集、評価、対応計画の立案、講師による解説を実施。1日かけ6症例を学んだ。
当初は動きがぎこちなかったり、情報共有がうまくいかず、同じことを別の看護師が聞いたりしていたが、1症例ごとにスキルアップ、和気あいあいとした雰囲気のなかでチームもまとまり、笑顔での散会となった。
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徳洲新聞2025年(令和7年)3/10月曜日 NO.1482より
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