徳洲新聞2025年(令和7年)2/25火曜日 NO.1480より
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徳洲会看護部門沖縄ブロック 看護研究発表会開く 特定看護師の討論会も実施
徳洲会看護部門沖縄ブロックは1月18日、中部徳洲会病院で看護研究発表会を開催した。午前中は会場をふたつに分け、口演発表18演題、ポスター(示説)発表16演題をそれぞれ実施。午後には合流し、特定看護師をパネリストにした討論会を行った。
7病院、1診療所、計121人が参加。口演、ポスター発表ともに活発な意見交換を行った。ポスター発表は2023年度に引き続き2回目の試みで、今回は会場を広くすることで、ゆとりをもって参加できるようにした。
特定看護師実践報告会には、南部徳洲会病院の伊敷和人・特定看護師、中部徳洲会病院の安里徳明・特定看護師、宮古島徳洲会病院の喜久川知恵・特定看護師に加え、同院の外間美智代・看護部長が登壇した。
伊敷・特定看護師は、直接動脈穿刺やCV(中心静脈カテーテル)抜去などの依頼が多く、対応が迅速になったと好評である一方、依頼の少ない項目の院内周知を課題に挙げた。また、患者さんの相談や的確なアセスメント(評価)、医師と看護師との架け橋としての役割を、より強化していく考えも示した。
安里・特定看護師は術中麻酔パッケージの内容や手術室での役割について説明。①学びを継続し、麻酔科医師と連携することで、患者さんに、より安全な麻酔・手術を提供できる環境づくりの一端を担っていくこと、②手術室全体の看護の質向上や手術室看護師の育成への貢献のため、定期的な勉強会を開催すること――などを課題とした。
喜久川・特定看護師は、症例をもとに特定行為の実践が在宅療養生活の質向上につながることを提示。課題として、近隣病院の特定看護師との情報交換(症例検討)の実施に加え、院内外へのアプローチとして、相談しやすい関係性構築やリーフレット作成などを挙げた。
続いて討論会を実施。特定看護師が看護の現場にもたらしたことや、課題、展望などに関し意見を交わした。

ポスター発表の会場は前回より広くし、ゆとりをもって参加
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徳洲新聞2025年(令和7年)2/25火曜日 NO.1480より
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