中学校で「看護の出前授業」 長崎北病院が初めて臨む

徳洲新聞2025年(令和7年)2/17月曜日 NO.1479より
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中学校で「看護の出前授業」 長崎北病院が初めて臨む

長崎北徳洲会病院は地元の長与町立長与第二中学校で「看護の出前授業」を行った。長崎県看護協会の事業によるもので、同協会の要請を受け初めて臨んだ。「いのちの大切さ」、「こころとからだ」、「看護職の仕事」などに対する生徒らの理解を深めるのが狙い。

今回は1年生128人を対象とし、まず、田渕えり看護師が講話。経験談を盛り込みながら、看護職の本質的な部分や生きていくうえで大切なことを示したりした。

その後、生徒らは4つのグループに分かれて看護職の基本を体験。①バイタルサイン測定、②救命処置、③呼吸音聴取、④手指衛生の各ブースを20分ずつローテートした。①では体を動かす前後で測定し、数値の変化に驚いたり、③では2人1組になり聴診器を用いて音を聴き合ったりするなど、いずれも楽しみながら学べるように工夫。予定の時間を過ぎても夢中で続ける生徒が多数見受けられ、好評だった。

「生徒の皆さんが純粋に楽しんで集中している姿に私も刺激を受けました」と田渕看護師。呼吸音聴取のブースを担当した應戸健剛リハビリテーション科副主任(PT)も「音が聞こえる楽しさと不思議さに、どの生徒も目をキラキラさせていました」と振り返った。全体の様子を見守った竹田早苗・看護師長は「医療に興味をもつ第一歩になれば」と期待。今後も要請があれば積極的に実施する方針だ。

 

1年生128人に講話する田渕看護師

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徳洲新聞2025年(令和7年)2/17月曜日 NO.1479より
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