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徳洲新聞2017年(平成29年)2/20 月曜日 NO.1070より
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血液がんへの放射線治療
湘南鎌倉総合病院
RI内用療法スタート
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は血液がんに対するRI(放射性同位元素)内用療法を開始した。これはRIを組み込んだ薬剤を投与することで、標的とする腫瘍細胞に治療用放射線を直接照射し、抗腫瘍効果を得る核医学治療の一種。2017年2月時点で同治療を受けられるのは全国68病院にとどまり、徳洲会グループでは同院のみ。正常細胞への影響を抑えることができ、高齢や合併症により、従来の抗がん剤治療の完遂が難しい患者さんにとって有用な治療法だ。
庄内余目病院
歩行外来を新設
創傷ケアセンター強化
庄内余目病院(山形県)は創傷ケアセンターの機能強化の一環として、“歩行外来”を新たに開設した。同センターはこれまで「足と傷の外来」、「フットケア外来」、「くつ外来」の3本柱で運営。これに4本目の柱として歩行外来が加わった。医師の指導の下、理学療法士(PT)が担当する全国的にも珍しい専門外来で、外反母趾(ぼし)やたこ、魚の目などの足病変を有する患者さんから「痛みが軽減された」などと好評だ。
同院は2006年10月に創傷ケアセンターを立ち上げて以来、足壊疽(えそ)や褥瘡(じょくそう)など難治性の慢性創傷から爪の変形、たこ、魚の目まで幅広い足病変の治療と再発防止に取り組んできた。各種検査装置をそろえ血管形成術や血行再建、植皮・形成手術、フットケア、リハビリテーションなどを院内で完結できる体制を整備。
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