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徳洲新聞2021年(令和3年)8/9月曜日 NO.1299より
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武富・野崎病院副院長が共同開発 急速輸液装置「SL One」上市 大量出血への対応向上など期待
野崎徳洲会病院(大阪府)の武富太郎・副院長兼麻酔科部長は、医療機器メーカーと共同で急速輸液装置「SL One」を開発、このほど上市された。冷蔵保存されている輸液剤を患者さんの体温まで温め急速注入できる装置で、加温部と送液部が一体となり、手元の操作で輸液を安定して送ることができる。救急外来での大量出血症例や、輸液剤の細やかな管理が求められる心臓手術などでの使用をイメージ。気泡除去システムなど安全面に配慮したさまざまな機能も搭載している。
「ようやく患者さんのために使えます」と武富副院長(中央)、メテクの吉岡氏(右)と星野氏
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