冨田・岸和田徳洲会病院外科部長が発表 米国消化器内視鏡外科学会議2017

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徳洲新聞2017年(平成29年)5/29 月曜日 NO.1084より
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欧州のストーマ推奨に待った
冨田・岸和田徳洲会病院外科部長が発表
大腸ステント使う有用性
米国消化器内視鏡外科学会議2017

岸和田徳洲会病院(大阪府)の冨田雅史・外科部長はSAGES(米国消化器内視鏡外科学会議)2017(開催地ヒューストン)で、「閉塞性大腸がんに対するBTS(Bridge to Surgery =術前準備)で大腸ステントを用いる有用性」をテーマに口演した。多施設共同臨床研究により実施した400例以上の結果をふまえ、冨田部長は成果を強調、今後さらに研究を進めることを明かした。「最近、海外では大腸ステントより従来のストーマ(人工肛門)を推奨する動きが見受けられますが、患者さんのQOL(生活の質)を考えればステントのほうが良い可能性があります。より良い治療を追求したい」と意欲を見せている。

大腸ステントの有用性を世界にアピール。中央が冨田部長

徳洲会グループ
患者さん待ち時間表示
BIツールに新機能

徳洲会グループ病院が導入しているBIツール(日頃の診療から得られる膨大な情報を分析する経営管理システム)に、受け付けから診察開始までの患者さんの待ち時間を表示する新しい機能が加わった。患者さんの満足度向上を図る施策の立案時や、待ち時間を短縮する取り組みの効果測定時などに役立つ。従来は受け付けから会計終了までの病院滞在時間のみの統計機能にとどまっていた。

受け付けから診察開始までの待ち時間を視覚化(赤い折れ線グラフが待ち時間)

その他のトピックス

  • 50施設超共同426例研究成果
  • シンポジウム
  • ワークショップ
  • 一般演題
  • 「3床で年1万件超の稼働を目指す」
  • 東京女子医大病院と協力し実施
  • 日本のチーム医療に感銘 ドドマ大の研修チーム
  • 中国語など多言語を視野

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