キャンサーボード診療科や職種の垣根を越え治療方針

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徳洲新聞2016年(平成28年)11/28 月曜日 NO.1059より
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キャンサーボード
診療科や職種の垣根を越え治療方針
徳洲会グループ病院の試み

2人に1人が罹患(りかん)し、3人に1人が死亡するなど、今や身近な疾患のひとつになった“ がん”。今後、患者数の増加が予想されるなか、徳洲会グループでは、どのような取り組みを行っているのか。今号では、診療科や職種の垣根を越えて治療方針を決定するキャンサーボードなど各病院の取り組みや、オンコロジー(腫瘍学)プロジェクトなどグループ全体の活動を紹介する。

キャンサーボード

八尾徳洲会総合病院
診察前面談で迅速対応
臨床腫瘍センター開設

八尾徳洲会総合病院(大阪府)は2015年4月に腫瘍内科を開設、今年4月に臨床腫瘍センターを立ち上げ、がん診療体制を強化した。同センターには、がん専門薬剤師(日本医療薬学会認定)の有資格者が3人所属し、薬剤師がセンター運営に大きくかかわるなど特色を生かした取り組みを行っている。がん専門薬剤師は全国に482人(16年6月16日現在)にとどまり、3人以上いる市中病院は少ない。
同センターは洪鉉寿・腫瘍内科部長と瓜生恭章・内科部長がセンター部長を兼任。同センター内で外来化学療法の診察から治療までをカバーし同時に最大14人の治療が可能。
「できる限り最善の治療サービスを提供していきたいと考えています。当センターでは薬剤師が患者さんへの診察前面談を行っています。これにより患者さんの状態に合わせた適切な対応を迅速に取ることができます」(洪部長)
臨床腫瘍センター

その他のトピックス

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  • 和泉市立病院と八尾徳洲会総合病院
  • PEACE開催
  • 徳洲会グループ
  • 全国に包括的がんセンター
  • 精神的ケアまでも対応
  • 吹田徳洲会病院
  • 院内外の医療者と交流
  • 地域に根差す緩和ケア
  • 徳洲会オンコロジープロジェクト
  • 標準治療の推進に尽力
  • 科学的根拠を基に安全と質を重視
  • さまざまな苦痛をチームで和らげる
  • ホスピスケアの重要性
  • 四十坊・札幌南青洲病院院長に聞く

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