地域に根ざした看護

離島応援での新たな学び

今回、沖永良部病院への離島応援に1年間参加し、これまでにない貴重な経験をさせて頂きました。数年前にも3か月間の応援に参加しましたが、看護管理者となった今、その頃とはまた違った学びや、感じ方、考える機会となりました。
離島ならではの医療の現実を目の当たりにし、限られた医療資源の中での創意工夫、患者さん一人ひとりに寄り添う医療の姿勢は、私自身の初心を思い出させてくれました。

穏やかな医療現場と貴重な出会い

病院での1日は穏やかな時間の流れの中でスタートします。患者さん一人ひとりとじっくり向き合えるこの贅沢な時間は、これまでの医療現場では感じにくかった感情です。スタッフの皆さんも温かく、職員の強い信頼と連携を感じ、地域に根差した医療のあり方を実現されていたのが印象的でした。また、同時期に応援に来ていたスタッフとも交流を深め、その中には、ジャパンハートなど海外で活躍する前に離島医療の経験にと参加しているスタッフもいました。この出会いは、自身の今後のキャリアや生き方に大変よい刺激となりました。

島での豊かな経験

島の人々の出会いも私にとっての宝物です。休みの日には島内の色々なイベントに出かけ、花火大会やお菓子作り、ミニバレーボール大会、澄んだ海でのシュノーケリングをすれば100%ウミガメと遭遇します。夜空に広がる星々の美しさは、都会の騒がしい中では得られない心の癒しでした。

この経験を通じて、離島医療の魅力と課題をより深く理解することが出来ました。単なる応援にとどまらず、自分自身の人生における大切な学びにもなりました。現在、自施設にて教育担当に携わっていますが、この経験を若い後輩達にも伝え、離島医療に興味を持ってもらえる機会にしていきたいと思います。

※こちらの記事は、下記のグループ看護部サイトから転載しました。
徳洲会グループ 看護婦リクルートサイト
https://www.tokushukai.or.jp/kangobu/message/2025/22.php