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徳洲新聞2017年(平成29年)4/24 月曜日 NO.1079より
詳細は「徳洲新聞ニュースダイジェスト」をご覧ください。
難治性潰瘍に新治療
阪大の承認下でPRP療法
生駒市立病院がスタート
生駒市立病院(奈良県)は昨年8月に大阪大学認定再生医療等委員会の承認などを得て、難治性潰瘍に対するPRP(多血小板血漿(けっしょう))療法を開始した。治療の選択肢を増やし、患者さんにとって、より良い医療を提供するのが狙い。同療法は高濃度の血漿を用いて組織再生や創傷治癒を促す再生医療のひとつ。患者さん自身の血液から血漿を作成するため、拒絶反応などのリスクが少ない。同院はすでに12人の患者さんに実施し、おおむね経過は良好という。いずれも高齢の患者さんだが、今後は若年層などへの実施も視野に入れている。
徳洲会
肺がんキャンサーボード
初開催6症例検討
4病院の多職種が参加
肺がん診療の質の向上を目的とした「徳洲会肺がんキャンサーボード」の第1回会合が4月4日に開催された。
診療科や職種の垣根を越え、がんに対する最適な治療方針を検討するのがキャンサーボード。強固なセキュリティを施したWEB会議システムを活用し、宇治徳洲会病院(京都府)、八尾徳洲会総合病院(大阪府)、千葉西総合病院、大隅鹿屋病院(鹿児島県)の4病院が参加した。
第1回では①原発性肺がんか、転移性肺がんかの診断が困難で、各種の免疫染色により、乳がんの転移と診断が確定した症例、②重篤なCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や気腫肺を有し、放射線療法の適否を検討した症例、③多くの治療歴を有し現在は免疫チェックポイント阻害薬で治療中の症例――など計6症例を検討。
その他のトピックス
- 高濃度の血漿を使う再生医療
- 骨が見える傷口ふさがる
- 学会発表やビジネス文書も
- 徳洲会グループ5施設目
- 事業継続計画策定へ
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