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徳洲新聞2017年(平成29年)3/27 月曜日 NO.1075より
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湘南藤沢徳洲会病院
本態性振戦の新治療に奏功
MRガイド下集束超音波で1例目
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)は3月14日、新規に導入したMRガイド下集束超音波治療(MRgFUS)装置を用い、1例目の本態性振戦(自分の意思と関係なく身体の一部が細かく震える疾患)患者さんを治療し、奏功した。同装置はMRI(磁気共鳴画像診断装置)と超音波装置を組み合わせたもので、脳神経領域の疾患を穿頭(せんとう)手術(頭蓋骨に小さい孔を開ける手術)することなく治療できるのが特徴。昨年12月に本態性振戦への利用が薬事承認され、同院は臨床研究をスタート、今回、1例目の治療に踏みきった。
職員の腰痛対策を強化
老健シルバーホームいずみ
介護老人保健施設シルバーホームいずみ(宮城県)は、職員の腰痛による作業効率の低下や長期休暇・離職を減らすために、腰痛対策を始めた。事前に職員にアンケート調査を実施。腰痛を感じているのは介護士26人中19人と7割超に上り、とくに腰痛を感じる業務としてトランスファー(車いすからベッドへの移動)、トイレ介助、おむつ交換などが挙がった。
中腰姿勢や同一姿勢の長時間維持、無理な姿勢での介助などが原因と考えられたことから、菅生大喜・介護主任(介護福祉士)ら4人が中心となり、昨年9月に中央労働災害防止協会の腰痛予防対策講習会に参加。
札幌東徳洲会病院
第8回成果報告会を開催
共有し医療の質向上
札幌東徳洲会病院は3月11日、成果報告会を開催した。同会は2010年から始まり今年度で8回目。医療の安全や質の向上のため、日頃から取り組んでいる活動報告として、口演部門で16演題、ポスター部門で22演題の発表があった。その様子をインターネットを通じ、徳洲会グループ病院に生中継した。
その他のトピックス
- 患者さん「震えがありません」
- 頭蓋骨密度で効果に差
- 作業効率向上! 離職防止!
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