湘南鎌倉総合病院輸血の安全性を担保

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徳洲新聞2017年(平成29年)1/30 月曜日 NO.1067より
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湘南鎌倉総合病院
輸血の安全性を担保
輸血機能評価認定の取得決定

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は、日本輸血・細胞治療学会による輸血機能評価認定(I&A)の取得が決まった。これは輸血を安全に施行していることを保証する第三者評価で、徳洲会グループ初、神奈川県下でも初めて。同院では以前から輸血製剤を扱う職種を医師、看護師、臨床検査技師に、輸血指示ができる職種を医師に、それぞれ限定するなど、全国でも珍しい厳格な院内ルールを設けているが、さらに同認定取得を通じ設備面やマニュアルなどを整備し、安全性を高めた。今後はコアメンバーを増やし、高水準な輸血体制を維持・管理していく考え。

湘南鎌倉総合病院

ノロウイルス予防と対策
笠利病院が感染対策勉強会

笠利病院(鹿児島県)はノロウイルスの予防と対策をテーマに感染対策勉強会を開催した。看護師だけでなく外来で患者さんと接する機会のある医事課職員など計100人超が参加した。講師は同院感染管理責任者の光亜由美・看護主任。「この時期に嘔吐・下痢をしている患者さんを見たら、『ノロウイルス感染かも?』と気付いて対応することが大切です」と心構えを説いた後、予防策や感染経路、嘔吐物の処理方法などをレクチャー。
同院では病棟、外来、通所リハビリの各所(計5カ所)に、嘔吐物処理に用いる道具一式をまとめた“ノロセット”を配置。内容はマスク、プラスチックガウン、手袋、ペーパータオル、消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)、ビニール袋、新聞紙だ。講義に続き、これらの道具を用い嘔吐物処理のデモンストレーションを実施。嘔吐物と同量の次亜塩素酸ナトリウム(1000ppmに希釈)を嘔吐物が飛び散らないように注ぎ、まわりに広がらないよう外側から内側に向け取り除くなど、ポイントを紹介した。
山畑幸代・看護師長は「ノロウイルスは感染力が強く、1人の患者さんから多くの患者さんが罹患する恐れがあります。発生時には初期対応にしっかり取り組みたい」。
講義に加えデモンストレーションを通じ嘔吐物の処理方法を学ぶ

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