早期乳がんに対する乳房温存術後の放射線治療を「ランセット」に報告

徳洲新聞2015年（平成27年）11/23　月曜日 NO.1007より
詳細は「特集新聞ニュースダイジェスト」をご覧ください。

東京西徳洲会病院医学雑誌『ランセット』に報告

東京西徳洲会病院では倫理委員会承認の下、早期乳がんに対する乳房温存術後の放射線治療として、小線源を用いた加速乳房部分照射療法（ＡＰＢＩ）を行っている。

その治療法の有用性がドイツの大学病院スタッフらで構成する研究グループにより、世界５大医学雑誌のひとつ「ランセット」オンライン版に報告された。

東京西病院の佐藤一彦・乳腺腫瘍センター長は「今後、日本の乳がん診療のガイドラインも変わると思われます。治療の選択肢が増えることになり、患者さんにとって福音となるでしょう」と期待を寄せている。

湘南藤沢徳洲会病院（神奈川県）はドクターヘリ搬送シミュレーションを実施した。２０１２年の新築移転にともなう屋上ヘリポート設置後初めて。

救急センター・小児科の内田祐司部長をはじめ医師、看護師ら15人のスタッフが参加し、他院の患者さんを受け入れるケースと同院の患者さんを搬送するケースの訓練を行った。